フリーランスが、仕事やプライベートで使う手帳・ノートを、デジタル化も含めて検討するひとり会議。
今使っている手帳・ノートは、下記の13種類だ(名称は適当)。
- バレットジャーナル
- 業務日誌(仕事のログ管理)
- 仕事の進捗ノート
- ビジネスノート
- ビジネスのアイデア帳
- 顧客&打合せノート
- 金銭出納帳
- 勉強用ノート
- こころノート
- 日記
- 体調ノート
- 睡眠メモ
- パートタイム用ノート
これまで6回にわたって、手帳会議2023…の議事録をだらだらと垂れ流してしまい、何だか恐縮だが、念のため一表にまとめてみる。
バレットジャーナル
- 情報の種類:短期
- 必要な仕様:さっと書けること
- 現状の課題:マンスリーページを自作するのが面倒
- 解決策:現行のまま紙ベースでいくが、マンスリーページのついたノートに変える
業務日誌(仕事のログ管理)
- 情報の種類:長期
- 必要な仕様:長くためていける
- 現状の課題:1日1ページも使わない。長期保存すべきノートが毎年たまっていくことに…
- 解決策:ざっくりウィークリーバーチカルのテンプレートを作り、デジタルで管理。ダメだったら、潔く市販のざっくりバーチカルを使う。
仕事の進捗ノート
- 情報の種類:短~中期
- 必要な仕様:さっと書ける、修正・追記・色ペンが使える
- 現状の課題:ypadを(欄が小さいので)使いこなせていない…
- 解決策:縦型ガントチャートとして使えるノート、またはオリジナルフォーマットを作る(いずれも紙ベース)
ビジネスノート
- 情報の種類:中~長期
- 必要な仕様:パッと見られる、書き込める
- 現状の課題:リングノートなので、ジャンル別に並べられない
- 解決策:A5システム手帳を使う
ビジネスのアイデア帳
- 情報の種類:中~長期
- 必要な仕様:アイデアが浮かんだ時にパッと書き込みたい、たくさん追記したい、一か所にためたい、書いたものを全部パラパラ眺めたい、書いたものをジャンルごとに整理したい、いちいちスキャンしなくても保存したい、広々とした紙面を使いたい
- 現状の課題:綴じノートのため、ジャンルごとに並べ替えられない。デジタルで保存するにはスキャニングが必要
- 解決策:システム手帳やルーズリーフを使う。あるいは、スマートペンでデジタル化しながら紙に書く。
※このまとめを書くまでにもいろいろ検討していたが、必ずしもデジタル化しなくてもいいのではないか?とも思えてきた。
それより、「パッと書ける(追記も)」「パラパラ眺められる」「ジャンルごとに並べ替えられる」「紙面の確保」がやはり大事のような気がする。
顧客&打合せノート
- 情報の種類:中期
- 必要な仕様:いろんな案件を一か所にまとめられることと、案件ごとに情報を追加していけること、それらをすぐにたどれること。
- 現状の課題:現状のままクアデルノ利用でOKだが、サイズはA4のほうが良い。
- 解決策:クアデルノA4(Gen.2)を買うしかない…
金銭出納帳
- 情報の種類:短~中期
- 必要な仕様:さっと書けること
- 現状の課題:特になし、現状維持。
勉強用ノート
- 情報の種類:長期
- 必要な仕様:スムーズにノートがとれ、あとで振り返りができる
- 現状の課題:綴じノートなのでジャンル別に並べ替えられない、保管スペースの圧迫。またB5やA4で書くほうがベスト。
- 解決策:クアデルノにお試し移行(ただし、振り返りはややしづらい)。ルーズリーフやシステム手帳に書く、スマートペンで紙に書きながらデジタル保存するという手もある。
※このノートも必ずしもデジタル化しなくてもいいのではないか?とも思えてきた。
それより、「快適に書ける」「パラパラ眺められる」「ジャンルごとに並べ替えられる」、そして「資料も一緒にとじられる」がやはり大事のような気がする。
となると、A5やA4のルーズリーフやシステム手帳が良いかも。
こころノート
- 情報の種類:短期(一部のみ長期)
- 必要な仕様:気持ちよくさらさら書けること
- 現状の課題:特になし。長期保存したいものをスキャンするかも。
日記
- 情報の種類:長期
- 必要な仕様:気持ちよくさらさら書けること
- 現状の課題:連用日記に移行したい。体調ノートと組み合わせたい。
- 解決策:(後日の記事にて)
体調ノート
- 情報の種類:長期
- 必要な仕様:ためていき、必要なときに見返せる
- 現状の課題:毎年1冊の綴じ手帳に書いているので、見返しにくい。日記と組み合わせたい。
- 解決策:(後日の記事にて)
睡眠メモ
- 情報の種類:短期
- 必要な仕様:毎日さくっと記録できる
- 現状の課題:特になし、現状維持
パートタイム用ノート
- 情報の種類:中期
- 必要な仕様:パッと書ける
- 現状の課題:特になし、現状維持
まとめ
というわけで、まだ考え中のものもあるが、とりあえず方向性は出てきた。
デジタル化に関しては、
- 業務ログ…クアデルノ&オリジナルテンプレートでデジタル化を試す
- 顧客&打合せノート…現状のまま、クアデルノを活用
- (アイデア帳、勉強ノート…デジタル化しようかと思ったが、無理にしなくてもいいのでは?という方向)
…何だか、デジタル化は意外と必要なかった(笑)。
もしデジタル化話に期待してくれた方がいたら(いないとは思うけれど)、すみませんw
むしろ今回、やはり紙には紙の良さがあるなとつくづく思った。
私が思う一番の紙の良さは、見た目のおしゃれさとか、手触り・書き心地とかよりも(まあそれももちろんあるけれど)、
- 頭のなかの情報を1~2秒で記録できる
- パラパラと見返せる
に尽きる。
これに関しては、デジタルはまだ紙を超えていないように思う。
そして、この2つのポイントは、実は「時間の節約になる」ことだ(その代わり、紙は空間を全く節約できないが・笑)。
ちなみに、バンブースレートはやっぱり出番がない(笑)。
追記できないのは、メモ帳としては結構イタイ気がする。
単に私が使いこなせてないだけかもしれないが…。
手帳・ノート運用を検討する方法
手帳・ノートについて、もし今の運用方法があまりうまくいっていないのなら、ぜひやってみるべきだと思う。
この時期にやっておくと、これからの(手帳選びの)季節がとても楽しくなる。
「運用がうまくいっていない」とは、
- その手帳・ノートを活用して、当初の目的が達成できてない
- その手帳・ノートが何となく使いにくい
という状態。
まずは、今の運用に関して、
- 満足な点・不満な点を洗い出す
- 不満な点をどうしたら解決できそうか?
- それに必要なアイテム・ツール・ハウツーは何か?
- そのノートに求める当初の目的にかなっているか?
などを検討していけばよい。
今回の場合はデジタル化がテーマだったので、手帳類を現状ではどう使っているのかということと、もしデジタル化をするのであれば、どういう基準で考えるかということがポイントになった。
そして、判断基準のポイントは2つ、
- 情報の種類
- 必要な仕様
つまり、
- 自分がその情報をどう運用・活用したいか?
- それが便利に実現するアイテム(使いやすいアイテム)は何か?
を考えながら選ぶということにした。
これはデジタル化抜きにしても、手帳やノートやあくまでツールなので、とても重要なことではないかと思う。
打ち上げ(おまけ)
この会議の最中に、早速入手したファイロファックスのクリップブックと、カールのリフィルパンチ。
クリップブックはとても軽いし、カールのパンチはすごく簡単に6穴リフィルが作れる。
最高。乾杯\(^o^)/
検討の結果、決定したのはこちらのラインナップ↓
簡単に手帳会議をする方法は以下の記事をどうぞ↓
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