1月からバレットジャーナル用にスタロジーの1/2イヤーノート(B6横型)を使っていた。
もともと365デイズノートは大好きなので、使い心地はとてもよい。
またB6横型というのもサイズが絶妙で、かつパソコン作業と一緒に使いやすい形状だ。
しかし、デイリーページをしっかり書くようになり、1日1ページで使っていたら、ちょうど3月末で1冊終わることになってしまった。
次にどんなノートにしようと思っていた矢先、たまたま本屋でキャンパスダイアリーのソフトリング版が半額になっていたのと、Amazonでロルバーンダイアリーが安くなっていたのを見つけて買ってみた。
どちらを使うか迷ったが、とりあえずロルバーン(Lサイズ)のほうにしたのは、この3ヶ月間のバレットジャーナルの反省を生かしたいと思ったからだ。
綴じノートでのBujoのデメリット
基本的に荷物を軽くしたい私にとって、適度な厚みの綴じノートでのバレットジャーナルが一番しっくりくる。
特に見開きでいろいろ書きつけるのが好きなので、中央にリングがあると何となく邪魔だと感じるのだ。
ただ、綴じノートでバレットジャーナルをしていて、いくつかデメリットを感じることもある。
この3ヶ月のバレットジャーナルの構成は次のようなものだった。
・インデックス
・マンスリー&フューチャーログ
・ウィークリー
・デイリー
・コレクション
この構成で特に感じていたデメリットは2つあった。
- コレクションページが埋もれる
- 直近の予定・タスクの扱い
コレクションページが埋もれる
インデックス、マンスリー&フューチャーログはノートの最初のほうにまとめているが、その後、ウィークリーとデイリーの間に、さまざまなコレクションページが埋もれてしまうことに少々ストレスを感じていた。
例えば、何か1~2行ほどのちょっとしたひらめきを得た場合に、「ひらめき」というページを作り、そこに書きためていくのだが、そのページがどこにあるか、インデックスで探す必要がある。
本来のバレットジャーナルでは、そのようなひらめきはデイリーページに書くので問題ないのだろう。
だが、そういうひらめきをまとめて眺めることで、新たなアイデアが生まれたりするので、私としては同じページにまとめたい。
そういう書き留めておきたいアイデアやメモ類をまとめて扱う時に不便だなと思ったし、またそういうページが増えてくると、あちこちのページをめくる必要性まで出てくるので、それも面倒に感じていた。
直近の予定・タスクの扱い
バレットジャーナルでスケジュール管理が難しいと言われる原因として、特に来週や今月など、わりと直近の予定・タスクの置き場の問題があるのではないかと思う。
というのも、デイリーを当日や前の晩に作るような、時系列の良さを生かしたノート術であるがゆえに、未来のことはいったんフューチャーログやマンスリーログに書いておくという仕組みだ。
ただ、これは私だけなのかもしれないが、それが半年後くらいのものならよいが、来週とか月末とか、それくらいの予定のものはかなり具体性をもって取り組みたいので、当日デイリーページを準備する段階で気づいても遅いという気がする。
もともとウィークリーバーチカル使いだった自分にとっては、直近の予定がちらちら目に入ることで、「そろそろあれをしなくては」というスイッチが入っていため、「今朝まで予定を忘れていた」みたいなのがちょっと落ち着かないのだ。
もしかしたらバレットジャーナルの提唱者キャロル氏のように、あれこれ気が散りやすい特性を持っている人なら、今日のことに集中するというバレットジャーナルの良さが生きるのかもしれない。
が、私はそれとは完全に真逆の人間で、先々のことを考えてマルチタスクで計画を立てることに慣れている。
むしろマルチタスク的な計画を立てるからこそ、作業自体はシングルタスクで没頭できるようにしている。
また、書き写す手間にもストレスを感じていて、もう来週には取り掛かるようなことをわざわざマンスリーに書くより、その当日のデイリーに書いてしまいたいと思ってしまうのだ。
で、この3ヶ月間何をやっていたかというと、デイリーページを予め1ヶ月分作るということだった。
昨秋デイリータイプのスタディープランナーをお試しで使っていて、1日の管理が簡単だと感じたためだ。
ふつうのノートなら日付スタンプを押して、そのページを確保しておく。
そうすると、月内の予定が入ってきたら、その日のページに書くだけですむし、未来の予定もちらちらと目に入ってくるので結構ラクだった。
また、そこにコレクションページが混じる心配もない。
その一方で、「バレットジャーナルで1日1ページを事前に作る意味よ?」という疑問もわいてきた。
それなら、最初からeditのようなデイリータイプの手帳を使えば済む話である。
また、1日1ページで使っていくとページの消費も早い。
Bujoのデメリットの解決策
さて、これらの課題を解決しながら、新しいバレットジャーナルのセットアップをしてみた。
解決策は、
- コレクションページをノートの後半にまとめる
- 直近の予定とタスクは別冊のウィークリー手帳を使うこと
コレクションページを後半にまとめる
まず、コレクションページが埋もれる件については、ロルバーンのメモページの半分あたりに専用のインデックスシート(プラスチック製のもの)入れ、そこから種々のメモを書くことにした。
つまり、ノートの前半は日々のタスク管理で、後半はメモだということ。
もともとロルバーンはリングを外して微調整もできるから、ページが足りないとか余るということもない。
コレクションページの最初のページには、インデックス代わりにメモのリストを書く。
ただし、あとで順番を入れ替えることを考慮して、ページ数は書かない。
ウィークリー手帳を併用する
また、直近の予定・タスクの管理については、結局、デイリーページを1ヶ月分作ってまでしたかったことは、直近の予定をマンスリーではなく、毎日見るページに直接書き込みたかったということだった。
それを解決できれば、1日1ページを用意したりしなくて良いのではないか?と考えた。
なので、ウィクリーレフト式の手帳を1冊用意した。
ダイゴーのホリゾンタルレフト(B6)で、2024年の日付が入ったものだ。
これで、フューチャーログとウィークリーを兼ねることができる。
基本的にスケジュールはデジタル管理で、マンスリーにスケジュールを書くことはもともとそこまで重視していなかったので(ただデジタルの保険として書いているだけ)、これで十分のような気がしている。
ただ、マンスリーのタスクページはやはりあったほうがいいので、ロルバーンダイアリーのマンスリーカレンダーページに(リングを外して)メモページを1枚追加し、そこにその月のタスクを書くことにした。
ウィークリーは、入ってきた予定を書き留めておく役割と、その週の計画を立てる役割の両方を持たせている。
レフト式なので、左にスケジュールと仕事の進め方の計画、右にその週にすべきタスクを書いて消し込む。
もともとこれは昨秋からバレットジャーナルに導入しているが「今週何をどうするべきか(何に集中すべきか)」がクリアになって良かったので、続けている。
今まではこのウィークリーを作り、その後に7日間分デイリーを作り…としていたが、ウィークリーは別冊の手帳に独立させたというわけだ。
これで、デイリーを1ヶ月分作るという手間もはぶけるし、以前のように、たくさん書く日も書かない日もある、というような感じの柔軟なデイリーが復活しそうだ。
また、せっかく別冊管理になったので、ダイゴー手帳の余ったページ(1~3月分)をざっくりフューチャーログと、todoリストページに作り替えた。
結構先の予定が入った時に、日付が決まっていればウィークリーのほうに書き込むが、まだ決まっていない場合は、このざっくりフューチャーのページに書く。
例えば、12月に「お歳暮を贈る」などだ。
ロルバーンのマンスリーカレンダーは軽量化のため8月までしか入れていないので、マンスリータスクページも8月までしか用意できていない。
それ以降の予定やタスクは、このフューチャーログに書く。
また、todoリストも発生した瞬間に書きつけられるように、今まではバレットジャーナルの最終ページにまとめて書いておくようにしていたが、別冊のほうがそれをデイリーに書き写しやすいので、こちらに書くことにした。
2冊持ちの効果はいかに
ちなみにこの手帳とロルバーンは、ゴムバンドでまとめて持ち歩く。
厚みは2冊合わせて1.5cmほど。
ウィークリーの手帳を日付フリーのものに変えればもう少し厚みと重量が抑えられるかもしれないが、まだ年の前半なので、今回は日付入りを買ってみた。
あるいはA6サイズの手帳にすれば、ロルバーンのポケットに入ったかもしれないが、やはりB6くらいのほうが使いやすいので、このサイズにした。
また、ロルバーンダイアリーはリング径が大きいので、実はふつうのロルバーンも1冊購入し、そのリングと表紙を利用して、中にダイアリーページを移した。
そうすれば持ち歩くときも書くときも、あまりリングが気にならないからだ。
ちなみに、ロルバーンを好き勝手にカスタムする際、リングリムーバーが大活躍!
2冊持ちバレットジャーナルが吉と出るか凶と出るかは未知数だが、とりあえず当分はこのスタイルでやってみようと思っている。
良く考えれば、長年ウィークリーバーチカルと方眼ノートの2冊使いをやってきたので、そこからバレットジャーナルを経て、今度はウィークリーレフトと方眼ノートの2冊使いになっただけという…結局、一周回りました(笑)。
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