6月までは、ダイゴーのノートブックナンバーでバレットジャーナルをして、同じくダイゴーやほぼ日の週間手帳も併用していた。
この運用で気になった点は、
- カスタムコレクションページがデイリーに埋もれる
- 2冊持ちは「書くべき場所」が分散されて意外と不便
「だったらさあ、もうあれしかないじゃん」と思い、バイブルサイズのシステム手帳を投入することに。
とりあえず1ヶ月(7月)のみ試して、ダメだったらまたノートに戻ればいい。
どうせノートなんて、自宅にいくらでもあるんだから…(苦笑)。
そもそも荷物軽量化の鬼が、システム手帳のような、金属部品のついたものを軽々しく持ち歩くわけがない。
わくわくシステム手帳デビュー♪
というわけで、システム手帳はすでに家置きで情報を貯めたりするのには使っているのだが、携帯用には使ったことがないし、当然バレットジャーナルでも初めてなので、晴れて正式デビューとなった。
わくわく。
どんなリフィル構成にするか
バレットジャーナルは本来、方眼リフィルさえあれば事足りるのだが、せっかくのシステム手帳なので、便利な専用リフィルを入手した。
今のところ以下のような構成で使っている。
- マンスリーログ
- ウィークリーログ
- 金銭管理
- タスクリスト
- デイリーログ
- カスタムコレクション
フューチャーログは適当なリフィルを一枚マンスリーの前に入れた。
なお、システム手帳でのBujoなら、インデックスページは不要となる。
必要なところにインデックスシートやマーカーをはさんだり、カスタムコレクションページは、あとでジャンル分けして、別のバインダーにとじたりすればいい。
マンスリーログ
バイブルサイズのように紙面が小さい場合、マンスリーはカレンダータイプより、ホリゾンタルタイプの方が使いやすい。
縦一列に1~31日が書いてあるフォーマットだ。
私が購入したのはバインデックスのもので、1日の欄が中央で区切られているもの。
バレットジャーナルなので、見開きの左ページは予定、右ページはその月にすべきタスク一覧にしたい。
ノートなら、左に1~31日を書いて、右は箇条書きで…とできるのだが、リフィルを使うと、右ページもまた同じフォーマットになる。
なので、タスクページも、そのまま日付があるタスクはその日付の欄の左側に書き、日付が決まっていないタスクは右側の欄に上から書いていくことにした。
ウィークリーログ
基本的に、残す情報はデイリーログにあればよいので、このウィークリーログは正確に言えばウィークリープラン、週間計画のページとなる。
使っているのは、バインデックスの一週間見開きのバーチカルタイプ。
このリフィルの面白いところが、時間軸はなく、単に方眼と時間の目安になるドットがあるだけ。
上から4段はいわゆるバーチカルの時間軸として使い、その下4段は、4種類の作業のガントチャートとして使っている。
「〇日は外出だから、この作業は進まないな」とか、そういうことを考えながら一週間をざっくりプランニングしていく。
すると、いつまでに何を済ませておくべきかがわかるし、優先順位も明確になる。
D-BROSのクリエイターズダイアリーっぽい使い方と言えばよいだろうか、あれのジャバラ式でないような感じ使っている。
バーチカルを使うと、空き時間が明確になるし、ガントチャートを使うと進捗度が明確になるけれど、それぞれ別に設けると照合作業が必要になる。
もしそれを1枚の紙面でできれば、ものすごく便利なのだ。
今まではこれをコクヨの「キャンパススタディプランナー」でやっていた。
毎週ではなく、仕事が詰まってスケジュールとタスクを整理したい時にスタディプランナーを引っ張り出して使っていたが、このリフィルを使えば持ち歩けるし、毎週整理するのも簡単だなと思う。
金銭管理
家計簿ではなく、いわゆるお小遣い帳。
確定申告用に、自分のプライベートで買ったものと、仕事用で買ったものを分けておきたいこともあって、これに書き出している。
- 日付
- 商品
- お店
- 支払い方法
仕事用で買ったものはあとでマーカーで色を付ける。
これもバインデックスのMONEYを使用。
タスクリスト
何か思いついたら、とりあえず、このページに集約。
仕事関係とプライベート用の2枚を使用。
デイリーログ
以前、パイロットのカラリムを買ったときについていた罫線のリフィルを使用。
日付スタンプ(COLOP)を押して、
- 予定
- タスク
- あったこと
- 備忘録(ちょっとしたメモ)
を書く。
ただし、アイデアや、読書メモ、ネットで見つけた情報や学びなどは、デイリーに書かず、それぞれカスタムコレクションとして独立させる。
そうすることで、あとでジャンルごとに整理しやすくなるからだ。
カスタムコレクション
2023年に日記をシステム手帳に移行したが、最初はバイブルサイズを使い、小さすぎてやめた(今はA5サイズにした)。
というわけで、大量のバイブルサイズのリフィルが残っているので、それをカスタムコレクション専用で使うことに。
ラブリーフのドット方眼だ。
ただ、日記用に2×3cmくらいの日付スタンプを押してしまっているので、そこにはセリアで買ったタイトルシールを貼って、そのページのタイトルを書くことにした。
そんなリフィルが300枚ほどある…(笑)。
どんなバインダーを使うか
今のところ、例の日記用に買ったファイロファックスのクリップブック(バイブルサイズ)を使っている。
リング径は23mmで大きめだが、なんといっても軽量なので、これにしてみた。
リング径が大きいと当然ページのめくりもスムーズなので、これはこれでいいかなとは思っている。
また、ペンホルダーを買わずとも、リングの中にペンをおさめることもできる。
でも、もしクリップブックで15mmくらいのものが出たら、買う人は結構いるんじゃないだろうか(私とか)。
今日はこんな大きな金属製リングは持ち運びたくないという日は、カラリムやエイチエスのマイシステムバインダーを使って、必要なものだけ持ち出すこともできる。
カラリムは8mm、マイシステムバインダーは公式に書いていないが10mmくらい。
8-10mmだとびっくりするほど軽いので、メモ帳感覚で持ち歩けるが、かなりリフィルを絞らないといけない印象。
となると、スタンダードな15mmというのは、リフィルの収容枚数と本体のサイズ感として、やっぱりバランスがとれているんだなと思った。
だからそのリング径が人気なんだな。
半月ほど使った印象
思ったより悪くない。
特に23mmリングのクリップブックが邪魔になって持ち歩くのが苦痛になるかなと思ったけれど、そうでもない。
厚みはあるが、軽いからだ。
マンスリー、ウィークリー、デイリーなど日付のあるもので過去のものは外して保管すればいいし、他のページももういらないとか使わない内容のものは処分か保管すればいい。
そうすれば、ある程度厚みを一定に保てるのではないか。
また、クリップブックは平らに開くので書き込みやすく、通常はデスクにデイリーページを開きっぱなしで使っている。
バイブルサイズは開きっぱなしにしておいても、あまり邪魔にはならないと感じた。
昔から仕事用のデスクダイアリーは開きっぱなしで使っていたし、バレットジャーナルを始めてからもやはりデイリーのページを開きっぱなしで、書き込んだり消し込んだりするので、これはすごく良い。
また、システム手帳はカスタムコレクションとして、浮かんだアイデアや役立ちそうだと思って書き留めたメモ、頭を整理するために書き出したものなど、書いた後でページを整理できるのは予想通り素晴らしい。
好きなページにぱっと書いても、後で移動できるので、デイリーに埋もれる心配もない。
これは1ヶ月よりも、数か月続けたときに、良さがもっとわかりそうな気がする。
例えば、アイデアはアイデアノートとして、別のバインダーに溜めていくこともできるからだ。
デメリットは解消されたか?
最初に述べたように、メインのノートに加え、ウィクリーの手帳を別冊使いすると、以下のようなデメリットを感じた。
- カスタムコレクションページがデイリーに埋もれる
- 2冊持ちは「書くべき場所」が分散されて意外と不便
システム手帳でこれが解消されたかというと、まずカスタムコレクションがデイリーに埋もれるというデメリットは100%解消された。
これは、どこに書きつけても、あとでページを自由に動かせるから、こういうリーフ系のアイテムの最大のメリットだと思う。
そして、2冊持ちの分散感のほうは、やはり1冊でまとまっていたほうが、何かラクだった。
なので、この問題も一応解消といえる。
ウィークリーでその週の計画を立てるという、することは同じなんだけれども…何でだろう。
もしかしたら、ウィークリーとデイリーというスケジュール用途のものを別々のアイテムに書き込む形にしたから、どこか面倒になってしまったのかも?
追記:7月のリフィル実績
結局、7月に使ったリフィル枚数は以下のとおり。
- マンスリー 3枚
- ウィークリー 6枚
- 金銭管理 1枚
- タスク管理 2枚
- ハビットトラッカー 1枚
- デイリーログ 9枚
- カスタムコレクション 25枚
計47枚だった。
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