昨年11月にマウスを2つ買って、特にNPETというメーカーの垂直型マウス(バーティカルマウス)が個人的にヒットだった。
いわゆるエルゴノミクスマウスなのだが、手の位置が自然で、1日使っていてもすごくラクなのだ。
詳細はこちらの記事にて。
ただし、ほぼ1日使い倒すせいか、安物だったからなのか、残念なことに4か月程度でダメになった。
いわゆる電池の接触不良で、電池を入れて蓋をしめると、どうも通電できない位置に電池がずれてしまうようだ。
最初は大丈夫だったので、初期不良とは思わなかったが、なぜ今頃こんな故障になるのかは謎。
蓋を開けたまま、電池を斜めに入れてはじめて、通電され使えるようになる(笑)。
だが、その斜めに入れる位置もかなり微調整しないと通電しないので、うまくいっているときはいいが、また電池がずれると位置を修正する…という超どうでもいい作業をする羽目になっていた。
だましだまし使えないこともないが、PCで仕事をする以上、ここは再投資するしかないと思い、早くもマウスにまたテコ入れすることになってしまった。
使い心地が良かったのは確かなので、今度は最初から垂直型を探した。
垂直型マウスを選んだ基準
今回のマウスを選んだ条件は、
- 垂直型
- ワイヤレス
- 乾電池式
- 節電モード
- 静音タイプ
- 小型(小さい手でも使いやすい)
- 予算3000円くらいまで
垂直型
持ち運びにはまったく適していないが、家で長時間使う分には何の問題もない。
それどころか手首が楽なので、一日PCで作業をするという人には向いていると思う。
ペン型まで行くとちょっと使い勝手がどうなのかな?という感じなので、やはり垂直型一択。
ワイヤレス
ワイヤレスマウスには、USBレシーバーをPCに挿すタイプと、Bluetoothタイプとがある。
ノートPCはUSBポートの数が多くないので、できればBluetoothのほうがいいかな?と。
あとBluetoothであれば、スマホやタブレットでも使えるし、レシーバーの紛失なども気にしなくていい。
乾電池式
ワイヤレスマウスは意外と充電式も多いが、あえて乾電池式にこだわった。
充電式は一見便利そうに思えるが、充電が切れたり、充電し忘れたりすれば必要なときに使えない。
電池代というコスパ面では充電式のほうが良さそうなのだが、乾電池式は、予備の電池だけ切らさないでおけばいつでも使えるので、利便性をとった。
スリープモード
ワイヤレスマウスはスリープモード(節電モード)があると、使わないときに無駄に電池を消費しないので便利。
マウスが動いていない時間が、一定時間を超えると自動的にスリープモードに入るが、クリックするとすぐに復帰するような仕様になっている。
いちいちマウス裏側の電源スイッチをオンオフしなくて済む。
静音タイプ
深夜でも作業をすることが多いので、やはり音が静かなのは外せない。
自分の耳にも優しい。
静音マウスは一度使うと、ふつうのタイプにはちょっと戻れない。
小型
前回の記事でも書いたが、私は手そのものが小さいので、小型のマウスのほうが使いやすい。
NPETは11.2 x 7.7 x 7.4 cm、120 gで、特別大きくも小さくもない気がしたが、だいたいこれくらいのサイズ感ならいいなあと思いつつ、探した。
予算3000円くらいまで
前回999円で買って4か月で壊れたので、安いもの買いはやめようと、少し奮発(笑)。
仕事道具なんだからもっと出すべきという気がしないでもないが、6000円くらいしたロジクールのトラックボールマウスが大きすぎて使えなかったこともあり、写真で判断するネットショッピングはちょっと慎重になる。
仮に失敗しても、3000円台くらいまでならいいかな?と思いつつ、そのあたりの価格帯で探した。
サンワダイレクト(サンワサプライ) 400-MABT102R
結局選んだのは、サンワダイレクトの400-MABT102R(Bluetoothマウス)。
色違いでシルバーの400-MABT102Sもある。
安い中華マウスで短期間しか使えなかったので、今回はせめて国内メーカーのもの(made in chinaだとしても)にしようかと(笑)。
また垂直型の場合、手ごろな価格でBluetoothのものは結構、選択が絞られるということもある。
こちらのマウスは、
- 垂直型
- ワイヤレス(Bluetooth)
- スリープモードあり
- 静音タイプ
- 小型
- 価格 2950円(購入時)
一応、要件を無事満たしている。
握り心地
サイズ感は、NPETのものと大きくは変わらない。
- NPET 11.2 x 7.7 x 7.4 cm; 120 g
- サンワ 12.6 x 8.8 x 7.9 cm; 160 g
ただ、NPETのほうが全体的に丸みを帯びているのに対し、サンワのほうはもっとシェイプされているので、さらに小さく持てる感覚だ。
特に小指を置く部分のシェイプがきついので、握っていてラクだと思う。
触った感じ、重さもほぼ変わらないが、NPETのほうが40g軽い。
ちなみに両者とも単三電池×1本で動くので、電池+αの重さ。
傾斜の角度もほぼ同じ。
NPETが57度に対して、サンワは54度。
ポインタの反応
Bluetoothは、USBよりも反応が遅かったりするのかと心配していたが、まったく遜色なく動く。
ゲームなどはよくわからないが、とりあえず文章や画像、動画の編集などには何の問題もない。
Bluetooth5.0/3.0なので、Window PCはもちろん、apple製品やAndroidでも動く。
複数の機器を使い分ける人にはやはり便利だと思う。
同時に3台接続できるようだ。
ボタン割り当て機能(Windowsのみ)
専用ドライバーをインストールすると、ホイール(中央クリック機能)と、親指側についている「進む」「戻る」ボタンの3つに好きな機能を割り当てることができる。
中央クリックはそのまま残すことにした。
「進む」「戻る」はあまり使わないので、ここはよく使う「コピー」「貼り付け」に変更。
今使っているキーボードのCtrl+Cが甘いので(これもサンワww)、マウスでできると多少便利になる。
この「進む」「戻る」ボタンは、決して押しやすくはないが、かなり軽く反応してくれる。
今回、購入候補にしていたもの
ちなみに、今回検討していた商品は以下の通り。
ワイヤレスの垂直型マウス、乾電池式は共通。
USBタイプ、乾電池式(単四電池×2)
↑スリープモードあり、静音かどうかは不明。
↑着脱式リストレストつき。スリープモード・静音かどうかは不明。
↑スリープモードあり、静音かどうかは不明
USBタイプ、乾電池式(電池の種類と数は不明)
↑スリープモード・静音ともに不明。
USBタイプ、乾電池式(単三電池×1)
↑スリープモードあり、静音とは表示されていないが、音は静かなようだ
Bluetooth3.0、乾電池式(単四電池×2)
↑スリープモードあり、静音かどうかは不明。
ちなみに垂直型マウスは、右手で使うことに特化した形になっているため、左利きの人はご注意。
左利き用も出しているメーカーはあるので、そちらを探してみるのがおすすめだ。
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