今年もいろんな文具を買い込んだが、「これは当たりだった」という文具に出会えるとやっぱりうれしい。
この記事では、今年買って、生活や仕事が確実に快適になった文具10点を紹介したい。
ノートや手帳など、紙モノもいろいろあるのだが、それはまた個別に記事を書く予定なので、とりあえず紙モノ以外をピックアップしてみようと思う。
あのストレスが簡単に消える汚れ落とし
ナカバヤシ SEED Radar ヨゴレ&インキ落としは、早く買えばよかったと思った一品。
ガムテープを切りすぎてベタベタになったハサミがあっという間にきれいになる。
おしゃれなお菓子缶を再利用するときに、テープ跡がベタベタするのが嫌で使ってみたら、あっさりとれてびっくりした。
合成洗剤で洗ってみたり、硬いたわしでこすってみたりしてもダメだったのに…
いわゆる有機溶剤系だと思うので、臭いが気になる人もいるかもしれないが、その手の商品の中ではかなり臭いが弱いほうだと思う。
気になる人は窓を開けるとか、換気ができるところで使うことをお勧めする。
私自身、ネイルラッカーやネイル落としでちょっと気分が悪くなることもあるが、この商品は大丈夫だった(でも密室では使わないようにしている)。
形状はいわゆる太いマジックのようなもので、細いスポンジが口についているので塗りやすい。
小さな文字がスムーズに書ける極細万年筆
パイロット カクノ(EF)&ブラウンのインクは、夏の終わりに買って以来、ずっと愛用している。
EF(極細)なので、手帳用にも向くのではないだろうか?
小さなノートに書くのにもよい。
私もバレットジャーナルに使うのに重宝している。
というか、いろんなものに書きつけるメインのペンになっている。
プラチナ万年筆のプレピーの極細(02)も日記用に愛用しているが、ブラウンはプレピーにない色なので、カクノを買ってみた。
とても書きやすいし、ブラウンの色も濃いセピアのようで美しい。
BuJoが見やすくなる回転式日付スタンプ
「COLOP」の日付スタンプ(mini-dater s120)をバレットジャーナルのデイリーログに使用している。
日付くらいペンで書けばよいものをと思うが、これを導入しただけで、デイリーログが引き締まった。
悪筆なので字が躍りがちだが、そのなかにお堅い書体でビシッと日付が入るだけで、「ここから新しい日が始まります」という雰囲気になる。
私の場合、デイリーログは1日1ページではなく、書きたいだけ書くというスタイルなので、ページの途中から日付が変わることが結構あるからだ。
「毎日いちいち押すなんて面倒になって、結局使わないのでは…?」と思ったりもしたが、おかげ様で毎日楽しく押している。
何ならもう2~3か所押したいくらいだ。
日付の数字は自動繰り上げ式ではないので、自分でダイヤルを回してひとつずつずらしていく。
毎日使っていると、大抵は1つだけずらせばいいので、思ったほど面倒でもない。
COLOPは印面にいくつかの種類があるので、必要に応じて使い分けてもよいかもしれない。
頻繁に梱包発送をするなら必須の定規
発送用 厚さ測定定規をダイソーで買ったが、これは110円以上の価値がある。
Creemaで販売しているノートや、ネットオークションで売れたものを発送するときに、驚くほど重宝する。
一応ノギス(下記画像↓)は持っているのだが、ポストに入るかどうかに関してはこの厚さ測定定規にはかなわない。
せっかく梱包しても、郵便局で、「あ~、これポストに入りませんね~w」と言われてがっかりした経験が何度かあるのだが、数ミリでアウトかどうかというギリギリのラインを、この定規で簡単に判定できるのだ。
1cm、2cm、2.5cm、3cm、いずれの厚みの料金にすべきか一瞬で判るので、頻繁にモノを送る人は買うべき一品。
そろそろ老眼♡の方に心強いルーペ
老眼が入りかけると、パソコンを使いながら、手もとの資料の小さな文字が見えない…ということもしばしば。
いちいち眼鏡をはずしたりしていたが、ルーペであっさり解決した。
ルーペといっても、別に虫眼鏡の形をしているものだけではない。
いろいろ種類があり、使い分けると本当に便利だ。
厚い資料や本を見るときは、読書用として、ペーパーウェイト型や、ライン入りのバールーペが良い。
外出時や、家の中の数か所に分散しておきたい場合は、シート型が便利。
名刺サイズのものは、スマホのカバーに挟んでおくのもよいと思う。
老眼鏡をかけるほどでない、かけたくない、かけられないという人はぜひ使ってみてほしい。
可愛いドット模様が簡単に描けるペン
くれたけ クリーンカラードットは、ペン先が丸くなっていて、紙面に押し付けるだけでさまざまな大きさの〇(丸)が描けるもの。
ツインペンで、反対側は同色の細字になっている。
試しに一色買ってみたが、これはバレットジャーナルでポイント使いするのにとても重宝する。
見出しを目立たせたり、ドットのラインを引いたりと、ふつうのペンを使うよりは簡単にきれいに描ける。
バレットジャーナルを見やすくしたいが、スタンプやシールでデコったり、イラストを描いたりするのは苦手(面倒)という人はぜひ試してほしい。
何でもリフィル化できるシステム手帳専用パンチ
カールのリフィルメーカーは、システム手帳のリフィルを簡単に作れる専用パンチ。
A5、バイブル、ミニ6、ミニ5のリフィルの穴あけが気持ちよいほど簡単にできる。
1回に穴をあけられるのは紙の厚みにもよるが4~5枚。
このパンチがあると、システム手帳に綴じてしまいたいと思った紙を、何でもリフィル化して綴じられる。
「1穴パンチで開ければいいよね?」と思うかもしれないが、システム手帳を使う人は持っていて損なし。
特に良いと思ったのは、B6サイズのガイドがついていること。
バイブルサイズのバインダーには、綴じようと思えばB6サイズの紙も綴じられるのだが、これにバイブルサイズの6穴を開けようとするとなかなか大変なのだ。
でも、このパンチには、そのガイドもこっそりついているので便利。
たまにしか使わないかもしれないが、かゆいところに手が届く仕様だと思う。
薄い書類も倒れないファイルスタンド
これはいわゆる仕切りのあるブックスタンド/ファイルスタンド(書類立て)である。
しかも書類の量に合わせて横幅を伸縮できる。
書類を本棚に立ててしまうとき、どのようにされているだろうか?
よくあるL字のブックスタンドなどで挟んでも、使っているうちにズレたり倒れたりしてあまり良くない。
私は本棚にイケアのファイルスタンド(↓)を入れて使っていたが、このような前面が半分とじているタイプのスタンドは書類を上向きに取り出す必要があるので、棚の中での使用には向いていない(安定性はあるので、デスクの上などに置いて使うのにはよい)。
なので、前面がオープンになったタイプのものを100均などでも探してみたが、どうにも安定性がよくなく、買うには至らなかった。
しかし、そのファイルスタンドが連なったようなデザインのものをamazonで見つけたので購入してみたら、ものの3分ほどで組み立ててられ、安定性も良い。
スタンドの前面から出し入れできるし、仕切りがあるのでクリアファイルやマニラフォルダのように薄っぺらいものを入れても倒れない。
結局全面的に使い、伸縮できるという機能はあまり関係なかったのだが、書類や薄い冊子を頻繁に出し入れするため、かなりストレスが減った。
勉強がはかどる書見台
見開きA3までの本が載せられて、しっかりとページを押さえてくれる。
しかも回転もできる。
勉強をするときや読書のメモをするときに、テキストや書籍を左手で押さえながらノートを取っていたのだが、書見台に置くと両手が使えるのでとてもノートがとりやすくなった。
また、A4の本が開けて、かつスタンド型(脚付き)という仕様で探したのだが、好きな高さで本が読めるのも目がラクだ。
書見台なんて、あってもなくてもよさそうなものだと思っていたが、あると非常に重宝する一品。
デスクが狭くて…という場合にもぜひ使っていただきたい。
大きく本を広げるよりも、書見台の脚のほうが省スペースだ。
タブレットも載せられるので、ウェブ会議やウェブ授業でも役立ちそうだ。
仕事の効率が上がるミニワゴン
だんだん文具ではなくなってきた(笑)。
仕事中にたくさんの資料や書籍を使うのだが、その仕事が数日間続くときに、毎日大量の資料をいちいち本棚に戻すということをしていた。
または、面倒くさくて戻せず、デスクの周りに資料があふれていた(←どちらかというと、こちら)。
そこで、資料を一時的に置くという用途のみのミニワゴンをデスクチェアの隣に置いたら、仕事中もラクだし、連続して何日か取り組むときもとても楽になった。
上記の商品は、ネジで固定もせずに、ただ脚にバスケットをはめ込むだけのシンプルな作りなので、どうしても邪魔な時は解体できる。
最初は折り畳み式を考えていたが、重量的に軽いのは上記のタイプだったのでそちらにした。
書斎ではなく、ダイニングやリビングでリモートワークをしている人もいると思うが、例えばこういう仕事専用ミニワゴンを導入すると、仕事道具や資料をまとめられるので、リモートワークのたびにあちこちから必要なものを持ってくる必要もなくなるだろう(生活道具は載せないというルールで使うと良い)。
なお、本格的な書類ワゴンなら、こういう斜めになったものが取り出しやすい。
活躍ガジェットはこの2つ
また、文具というよりは、ガジェットなのだが、
- ドッキングステーション(マルチハブ)
- バーチカルマウス
の2つはつくづく買って良かったと思っている。
ドッキングステーションは、HDDをつなげてバックアップを自動でできるようになったのは、本当に大きい。
バーチカルマウスは、PC作業による手首への負担が格段に減った。
正直どれも数百円~数千円のものばかりだが、確実に生活の質向上に貢献してくれる優れものだ。
もしぴんとくるものがあればぜひお試しいただきたい。
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