ミドリが出しているミニマルダイアリーのいい活用法を思いついたので書いておく。
薄くて軽い手帳が大好きな私は、昨年末、ミニマルダイアリー(進行/プロジェクトプランナー)という、B6極薄ガントチャート手帳を特に目的もないのに(気づいたら)買っていた。
縦型ガントチャートのメリット
これとは別に、ロルバーンのカレンダ―型マンスリー&縦型ガントチャート(デルフォニクスではログチャートと呼んでいるようだ)が見開きになっている薄型手帳を買い、それをプライベートの手帳として使っていたから、ミニマルダイアリーは時々眺めていただけだった。
ロルバーンのものは、左側のマンスリーにスケジュールを書き、右側の縦型ガントチャート(4列)にはいくつかのジャンルのタスクを書いていた。例えば毎週〇曜日にブログを更新するなら、記事のネタ名を更新日の欄に書くようなイメージだ。
ypadで撃沈した私も、左側のスケジュール欄はマンスリーだから、難しく考えずに書き込めた。そして、この手帳で気づいたのがガントチャートは縦型だと1マスが横に広いので文字が書きやすいということ。ypadは1マスが正方形なので気づかなかった。
最近増えてきたガントチャートタイプの手帳やノートは、大抵横に日付が流れていく横型のガントチャートが多い。本来は工程表だから当たり前ではある。が、もう少し具体的に予定やタスクを書こうと思ったら、日付が縦に流れていく縦型のガントチャートのほうが圧倒的に書きやすい。
バレットジャーナルを試し始めたのと同じ時期に、このロルバーンのカレンダータイプのマンスリーに色んなスケジュールを書き込むと「何だかごちゃごちゃするな…」と感じていた。
サイズがB6で小さめだからということもあるが、何より今までプライベート用と仕事用に手帳を分けていたから、公私の予定が錯綜するカレンダーにうまくなじめない。
自分のスケジュールをざっくり大別すると、
- プライベート/外出を含む予定
- 顧客との個別の仕事
- 組織的な仕事(打合せなど)
の3つで、それぞれに向かって色んな準備をしていくから、もしかしてこれを分けていればよいのでは?とひらめいた。これまで3色ボールペンで色分けしていたが、いっそ書く場所を分ければすっきりすると思ったのだ。
マンスリーもタスク進捗も1枚のガントチャートで
前置きが長くなって恐縮だが、ここでミニマルダイアリーが登場する(購入から半年以上がたっていた)。
ミニマルダイアリー(進行/プロジェクトプランナー)のガントチャートはもちろん縦型で、しかも7列ある。見開きの左側に3列、右側に4列。
なので、左側の3列はマンスリーとして予定管理に使ってみることにして、右側の4列はロルバーンと同様タスク管理(進行管理)に使うことにした。私の場合、各列の内容は以下のようになった。
見開き左側ページ
- 予定(外出含む)
- 個別案件
- 組織的な案件
あくまで予定を書くので、13:00~〇〇打合せ という感じ。
見開き右側ページ
- 個別案件に向けた準備
- 組織案件に向けた準備
- 事業全体の管理
- 趣味関連の管理
こちらは自分の作業予定なので、左ページを見ながら、いつまでに〇〇をするという感じ。例えばこのブログを10日にアップするなら、7列目の10日のマスに「記事アップ」と書く。
これまでカレンダータイプのマンスリーに書き込んでいた予定を贅沢に3列に分けて書くだけで、どの予定がどう込み入っているのかが一目瞭然になった。そして、ピンポイントの「予定」と、数日掛けてこなしていく「タスク」を分けて書くこともより頭が整理される。「この週はこの案件を進めておかなければ…」というのが分かるので、ざっくり進行予定を立てることができるのだ。とはいえ、あくまで1枚の縦型ガントチャート内の話ではあるので日付を軸に、予定とタスクはきちんとリンクする。
私がypadでやりたいと思っていたのは、まさにこれだった(ypadは私にはちょっと難易度が高かったけど)。
ミニマルダイアリーは本当にミニマルなので、無駄なページが一切ない。メモページすらないのが潔い。なので、もう少し細かな日々のタスクは、バレットジャーナルのデイリーログに今日することを書き出している。ガントチャートを見ながら今日することを決めればいいので、とても便利だ。
本来バレットジャーナルはノートを複数持ちしなくていいところが素晴らしいコンセプトなので、同じノートの中にこの手のガントチャートを作るのが筋なのかもしれないが、このガントチャートだけは別冊のほうが見やすく、むしろバレットジャーナルとも併用しやすい。ミニマルダイアリー自体が薄いので併用してもあまり負担にならない。
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