手帳にまつわる悩み

2020年になって早ひと月が過ぎたが、新しい手帳がそろそろなじんでくる頃だ。
今回は手帳を選んだり、使ったりするときに感じる悩みいろいろを書いてみる。

手帳が続かない?


雑誌の手帳特集で必ずといってもよいほど出てくる悩み。

これ、悩む必要あるのだろうか??といつも思ってしまう。

専門家があの手この手で続く方法を述べているが、私ならこうアドバイスする。

続かない人は別に続けなくていいんじゃない?以上。

特集ページが1ページで終わりそうだ(笑)。

というのも、手帳なしで生きていけてるのなら、余計な荷物を持たなくてすむということ。

スマホで全部こなせるなら一番楽だし、必要に応じて紙にメモをとればよい。

カッコいい手帳を持つとデキるビジネスパーソンぽいとか、自己啓発的な使用法とかにちょっと憧れ過ぎているのでは?と思う(手帳で夢を叶えよう的な)。


似たようなもので家計簿が続かないという悩みも聞くが、家計簿をつけなくても破産していないならよいのでは?と思う。

いずれにしてもこういう人は、手帳や家計簿という手段が生活や性格に合ってないだけなので、別の手段でスケジュールや家計を管理できれば問題ないはずだ。

続かない手帳を無理に続ける無駄なエネルギーを、自分に合うスケジュールやタスク管理に投入すればいい。

手帳を使わずにスケジュールを管理している人もいるし、夢をかなえている人もいる。


「バレットジャーナル
」がそのいい例だが、自分なりにこうしたらうまくいくかな?という方法が見つかれば、それがベストである。

バーチカルの時間軸が22時までしかない!


学生時代、私が困っていた超ヘンな悩み。

バーチカル手帳で、気に入った手帳に限って時間軸が22時までしかないこと。

もともと夜型で、23時台に海外ドラマや語学番組を見ていたから、「大事な予定が書けないじゃないか!」と思っていた。

現在はテレビを見ないし(ドラマも語学もネットで好きな時間に見る)、加齢のせいか「22時以降はもう寝ればいいのでは?」と思うので全く問題にならない。

いつの間にか一件落着。

24時間手帳は意外と少ない。

土日がほぼなきものとされているバーチカル


同じく気に入ったバーチカル手帳に限って、土日が平日の半分のスペースしかない、バーチカル好きにあるあるな問題。

土日が休みの会社で、デスクダイアリーとしてしか使わないならそれでOK。
でも、私のように私用手帳で使いたい人は、土日こそ用事を書くから、やはり7日間均等がいい。

そもそも、バーチカルを買うようなユーザーは、わりとしっかり時間単位でプランニングしたいという希望をもっているはずだ。
それが土日であっても。

なので土日が適当なバーチカルはちょっと本末転倒だと個人的には思っている。

舶来の某有名手帳などは、一見しただけでは日曜がどこにあるのかわからない。
まあ、キリスト教圏だと安息日なので、休むのにいちいち計画がいるか?というそっちの理由なんだと思うことにしている。

もちろん、土日均等フォーマットもちゃんと用意されている。

字がでかく、小さな手帳が苦手


当事者として言えば、これは結構なジレンマ。

コンパクトな手帳が好きなのに、小さな字が書けないので、フォーマットの罫線やマスのなかに字が収まらない。

いろんな手帳を使ってきたが、私の手帳人生はずっとはみ出たままである。

シールやマステでページを飾ったり見やすくしたりする方法もあるが、そもそもデコる余白がない(字が大きくて)。

小さな字が書けない理由は、たぶん小学生の頃にならっていた習字のせいではと勝手に推測している。

要するに筆記具が何であれ、奔放な字を書いてしまうということだ。
おまけに決して上手でもないので、豪快な悪筆になってしまう。

解決方法に近いものとしては、なるべく細字のペンを使うこと。
最近は0.28なども出ている。

ビジネス手帳のカバーが黒(茶)しかない


ビジネス手帳のフォーマットは便利で大好きなのに、大抵カバーがおっさんくさい。
ビジネスの席では黒や茶の手帳じゃないとだめだとか誰かえらい方が仰ってるんですかね?

とはいえ、最近は高橋書店などから女性が好みそうなきれいな色もだいぶ出てきたが…


そう、女性だからとファンシーなのがいいわけではない。
細かいイラストやカラフルな色が中身にあると書きづらいから。

あくまでカバーが美しく、カラフルなもの。
バッグの中でもパッと目に入るし、きれいな色を見ると気分が上がる。

仕事用手帳は、表紙やカバーが極力きれいな色でシンプルなデザインのものを使うようにしているが、やはり鮮やかな色は若い人だけでなくおじさんにもウケがよくて「いい色だねえ」と褒められる。

日本のサラリーマンは服でさえダークスーツという縛りで仕事をしているので、小物くらいは皆もっと好きな色をどんどん使ったほうがよいのではないだろうか。

ビジネスシーンがちょっと楽しくなる気がする。

もし若い女性がネイビーを使い、おじさんがマゼンタを使っていても、それはそれでいいと思う!

2冊の手帳のダブルブッキング


仕事用と私用と手帳と分けていると、この危険性は常にある。

私は、仕事のスケジュールは仕事用手帳とスマホ、プライベートのスケジュールはスマホに入れている。

私用手帳にはあまりスケジュール管理の機能を求めなくなった。
どちらかというと、プライベートの計画を立てるのに使っている感じ。

本当はスケジュールをスマホに一元化したいが、仕事のスケジュールはやはり仕事中に決まるので、ちまちま私用スマホに入れるというのもちょっとやりにくい。
結局さっと見渡せて、次の会議の候補日が複数でもざくっと書き込める手帳がやりやすいのだ。

ちなみに仕事中は会社支給のスマホを使っているが、これのカレンダーアプリが会社のPCと連動しているかというと、そういう洒落た機能はセキュリティの観点から禁止されている。
入力したところでなんの意味もないので、やはり紙の手帳頼みである。

手帳の悩みというか、最後はネット環境の悩みになってしまったw

でも今後はもっと手帳とデジタルが近づくはずだから、この悩みはあまり放置しておけないだろうとは思う。

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