昔ながらの重厚な万年筆というものは使ったことがないが、見た目がペンに近いお手頃な万年筆はこれまで何種か使ってきた。
ペンにはない、万年筆ならではのちょっとカリっとした書き心地や味わいのある筆跡が結構好きなので、特に手紙を書くときなどには重宝する。
2019年の夏に買って以来、気に入っているのがプラチナ万年筆の「preppy」。
この万年筆のすごいところは、インクが乾かないこと。
これまで、万年筆をたまに出してきて使おうとするとインクが乾いてしまい、替えインクを買いに行く必要があるから、結局別のペンを使う…ということになっていた。
万年筆は好きだが毎日使うわけでもない、という人には、この「乾かない」というのは地味に効くポイントではないだろうか。
このpreppyは昨年7~8ヶ月間使う機会がなく、しまいっぱなしにしていたが、年末にふと思い出して久々に使ったらまったく問題なく使えた。
むしろそれから毎日使うことになり、替えインクを買いにいったほどだ。
インク色はブルーブラック、中字と極細の2本を使い分けている。
主には極細のほうを使っているが、インクの出が良いというか、インクがかすれることがほとんどなく、ボールペンと同じような感覚で使える。
長めの文章を書いても苦にならないので、手紙や日記などにお勧めだ。
中字はハガキや封筒のあて名書きなどに使うことが多い。
また本体はプラスチック製で軽いので、荷物軽量派の人間でもペンケースに入れて持ち運ぶのが苦にならない。
細字はインクのカラーが選べるのもいいと思う。
黄色の万年筆の使い道は思い浮かばないが…
ちなみにpreppyはプレピーと読むらしい。
ずっと「プレッピー」だと思い込んでいて、人に勧めるときにもそう教えてしまった。
次回からはプレピーと言おう。
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